癒しケア

緩和ケアを日系高齢者にお届けする
Keiroとプロビデンスの提携プログラム:
全人的アプローチを通じて生活の質を向上

2017年8月にプロビデンス・ヘルス・アンド・サービス(Providence Health & Services)と提携し、進行性の病等の深刻な病気を抱える日系アメリカ人および日本人高齢者に焦点を当てた緩和ケア・プログラムを創設しました。全米で初の取り組みとなるこの革新的な文化に配慮した緩和ケア・プログラムは、医師、看護師、ソーシャルワーカーがチームとなって既に患者を担当しているヘルスケア・チームと密接に連携しながら追加のサポートを提供することで、患者が生活の質を可能な限り向上させられるよう支援します。

癒しケアについてのお問い合わせは213.873.5791もしくは programs@keiro.org までご連絡ください。

癒しケアについてもっと知る:

癒しケアとは?

「癒し」とは「ヒーリング」とも呼ばれ、痛みや悩みを解消させる、という意味を持ちます。そこには、全人的なアプローチを取るという意味も含まれています。「全人的」とは身体的な治療だけではなく、精神的な側面や社会的立場などさまざまな角度から治療を考えることを指します。

「癒しケア」プログラムは、この全人的なアプローチによって、進行性の病や衰弱など様々な病と共に生活されている日系アメリカ人及び日本人の高齢者の生活の質を向上させることを目的としています。

多くの場合、患者やその家族は病を診断されたときから様々な難しい選択をせまられているのではないでしょうか。「この病気に対して一番良い選択肢は何であろうか?このまま治療を続けて回復に向かおうと取り組むべきか?それとも自分の症状の緩和が優先されるべきなのか?あるいは両方目指せるものなのか?」という疑問を問いかけることがあるのではないでしょうか。

この「癒しケア」はそのような難しい決断のお手伝いをさせていただく医療チームを提供いたします。グレン・コマツ医師、八浪(ヤナミ)祐一・エドウィン医師を筆頭とする緩和ケアチームは看護師、ソーシャルワーカー、管理者とアシスタントで構成されます。このチームは、既に患者を担当しているヘルスケア・チームと密接に連携しながら追加のサポートを提供することで、患者が生活の質を可能な限り向上させられるよう支援します。

癒しケアではどの様なサービスが受けられるのでしょうか?

外来のほかに、必要に応じて自宅訪問も実施いたします。患者の状況は一人一人異なるため、各患者独自のプランを検討します。患者本人はもとより、かかっている医師チームとも話し合い、あなたにとって最適な治療を一緒に考え、見出し、お手伝いします。各患者のニーズに応じて以下のサービスを受けられることができます:

  • 24時間年中無休の電話での対応
  • 複雑で変化する症状の管理・緩和
  • 診療所あるいはご自宅での診断・ケア
  • 現在かかっている医師・専門医との連携
  • 健康状態の変化に応じたヘルスケアプランの変更の支援
  • 緊急時の的確かつ適切な対応
  • 精神的・宗教的なサポート
  • 自宅の安全性の評価(介護などの観点)
  • 必要に応じたホスピスへの紹介
  • 事前指示書(アドバンス・ディレクティブ)及び「生命維持治療に関する医師指示書(Physician Orders for Life -Sustaining Treatment: POLST (ポルスト))」等の書類を含む終末期プランニングの支援

全米で初の取り組みとなるこの「癒しケア」を通じ、何百人もの日系アメリカ人及び日本人の高齢者の方へ文化的背景に配慮した緩和ケアを、ご本人の要望やニーズ、人生観に合わせて提供いたします。

癒しケアの費用はいくらかかるのでしょうか?

本サービスは高齢者の方の生活の質を向上させる、という共通の理念をもつKeiroとプロビデンスの提携によって提供されています。癒しケアに登録された患者は上記サービスを受ける際に自費でかかる費用はございません。医師の診断・コンサルテーションについては別途患者の保険会社に請求する場合もございます。もし、請求後に患者のプランではまかなえないと判明した、あるいは追加で費用がかかることがある場合、癒しケア登録者は提供されたサービスについて支払う必要はございません。

癒しケアについてのお問い合わせ、あるいは癒しケアに登録される方は213.873.5791もしくは programs@keiro.org までご連絡ください。