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Keiro代表兼CEO、ジーン・カナモリ

国を挙げてのパンデミックとの戦いが続く中、アジア人を標的としたヘイトクライムが増加しており、2週間前には、アトランタで悲劇的な銃撃事件が起きました。昨年一年間で、約4000件のアジア系アメリカ人を標的としたヘイトクライムが報告されており、特に高齢女性を狙った犯罪が増えています (Stop AAPI Hate 2021)。

Keiroでは高齢者の安全と健康を最重要課題として、地域のコミュニティ団体と連携し、公共での安全と意識向上に努めて参ります。何千人もの高齢のアジア系アメリカ人が暮らすリトル東京での安全強化に貢献するべく、Little Tokyo Public Safety Association(リトル東京公共安全協会)/交番に緊急資金を提供しました。また、Little Tokyo Service Center(リトル東京サービスセンター)と協力し、意識向上と人々の安全を守るため、複数の言語で安全でいるための以下のアドバイスを広く拡散しています。以下5つのポイントをぜひすべてのコミュニティメンバーの方に共有いただきたく、ご協力お願いいたします。また、外出することを恐れるべきではありませんが、十分周囲に目を配り、警戒を怠らないようにする必要があります。

気を付けるべき5つのポイント

  1. 周囲に目を配る
  2. 用事がある場合は出来る限り二人、またはそれ以上で行動する 
  3. 公共の場では電話やヘッドフォンなど、周囲への注意が散漫になりがちなものは使用を控える
  4. 警戒を怠らず、自分の安全を優先する 
  5. 周囲の人に不安や心配ごとを話す

アジア系アメリカ人を標的にした事件を目撃したり、経験した場合は、Stop AAPIHate(stopaapihate.org)まで報告するようご協力お願いいたします。

また、Keiroでは、安全への意識を高めていただき、より安心して外出していただけるよう、アドバイスやガイドラインをお伝えするオンラインウェビナーを英語で開催します。第一回目は、ロナルド・イトウ氏をスピーカーに迎え4月8日(木曜日)に実施予定です。二回目以降のウェビナーも4月中に順次行ってまいります。これらの無料ウェビナーを受講するには、keiro.orgでより参加登録をお願いいたします。

前例のない環境下の生活が続いています。このパンデミックを通してKeiroは強く訴えて参りましたが、引き続き、私たち自身そして周りの大切な人々を効果的に守るには、すべての人が十分な情報と知識を得る必要があると感じています。

安全強化取り組みに関するページはこちらから。

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Keiro について

Keiroは60年間にわたり、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラ郡にある日系コミュニティの高齢者とその介護者の生活の質を向上させる事に専心してきました。高齢化が進んでいる私たちのコミュニティの変化するニーズを満たすために、Keiroは文化に配慮した幅広いプログラムとリソースを英語と日本語の両方で提供しています。私たちはこの理念を推進し続けるべく、常に人間中心で、革新的、協同的な対応を通じて様々な取り組みを実践しています。詳細はkeiro.orgまで。