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Tomohiro J. Kagami, Mei Kameda, and Makoto Kotani on stage
Photo by Bryce Ikemura, bryceikemura.com

ロサンゼルス、2025年3月25日―Keiroはサンゲーブル・バレーで「介護者カンファレンス」を主催。介護者と専門家が集まり、教育、支援、リソースの情報を共有。カンファレンスはウエストコビナのイースト・サンゲーブル・バレー日系コミュニティセンター(East San Gabriel Valley Japanese Community Center)で開催され、今後の介護の取り組みとアドバンス・ケア・プランニングに関する講演が行われた。

参加者は、介護者が抱える問題に焦点を当てた2つの対話式の講演に出席。ロクシ・キラコスヤン氏(Alzheimer’s Los Angeles)、トモヒロ・カガミ氏、メイ・カメダ氏ら、専門家を講演者として迎え、医療システムとの関わり方、長期介護の選択肢の理解、介護者のための法的な考慮、終末期における文化的配慮などについて話し合った。

「Keiroは、介護者が大切な人が選んだ環境で尊厳を持って年齢を重ねていくために重要な役割を果たしていることを認識しております。参加者の皆さんが、介護を受ける方々やご自身の医療システムをより良く理解し、自信を持っていただける機会になることを願っています。」ベバリ・イトウ、代表兼CEO

conference attendee speaking into microphone in crowd
Photo by Bryce Ikemura, bryceikemura.com
resource fair vendor talking to conference attendee
Photo by Bryce Ikemura, bryceikemura.com

イベントでは、介護者が法律相談、財政プラン、在宅介護などの重要なサービスを提供する団体や企業とつながることができるリソースフェアが開催された。

「カンファレンスは非常に有益で、特に事前の医療指示書の重要性についての説明はとても役立ちました。現在、私は100歳の母と78歳の夫の介護をしており、ここに来て新しいことを学べて良かったです。」ダイアン・Pさん、カンファレンス参加者

Keiroはこのイベントを開催するためにご協力いただいたスポンサー、寄付者、ボランティア、そしてコミュニティの皆様に感謝の意を表明。2025年10月25日(土)にサウスベイのガーデナ平原日系文化会館(Gardena Valley Japanese Cultural Institute)で、介護に対する目的意識を高めるための次の「介護者カンファレンス」を開催予定。申込みは必須、2025年8月18日(月)から開始。講演は英語で行われる。

「介護者カンファレンス」の詳細は、こちらから:keiro.org/CC25. ご質問のある方は213.873.5700または[email protected]へご連絡ください。


Keiroについて

Keiro は 1961 年に創設され、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティにおける日系コミュニティの 高齢者とその介護者の生活の質の向上に専心している。Keiro は、高齢化が進むコミュニティの変化す るニーズに応えるため、文化に配慮した幅広いプログラムやリソースを日英両語で提供している。この理 念を推進し続けるべく、パーソンセンターの革新的で協同的な取り組みを実践している。詳しい情報はKeiroのホームページkeiro.org/jpより、ご閲覧ください。


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