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Published

日程: 2018年5月12日(土) 10:00 a.m. – 2:30 p.m.
場所: オレンジ郡仏教会

介護者はたくさんの役割を一手に担っている場合が多いです。直接的な介護の提供から、家事・身の回りのお世話、家計の収支に至るまで、介護者は、大切な人をしっかりケアするために多くの情報と役割を担わなければなりません。その役割と責任は、ケアしている人必要性の変化につれて変わります。介護者は幅広い分野の知識を深く知らなければならない介護の役割に圧倒されることもあるかもしれません。

Keiroは今年オレンジ郡仏教会と来る2018年5月12日土曜日に「介護者カンファレンス(Caregiver Conference)」を共催します。カンファレンスでは、介護者の認識を深めるだけではなく、介護をする方が自信を持って、高齢者の方が受けるべきケアを提供できるようになるための盛りだくさんのイベントを予定しています。

基調講演ではプロビデンス・ヘルス・アンド・サービス(Providence Health & Services)の副医長である八浪祐一・エドウィン医師が登壇し、介護者とケアを受けている側双方にとってメリットのあるプログラム、「癒しケア」について話します。「癒しケア」はKeiroとプロビデンスが提携してお届けする、全米初の日系人及び日本人の高齢者の方に焦点をあてた緩和ケアプログラムです。また、ミニセッションでは加齢に伴う法律の壁、介護者のストレス管理、高齢者が助けを必要としていることを示す危険な兆候、在宅介護、そしてアルツハイマー病患者とのコミュニケーションについて学ぶことができます。

「Keiroがサービス提供するカウンティだけでもおよそ57,000人もの日系人及び日本人の介護者がいるといわれています。介護者は私たちのコミュニティの高齢者を支援するにあたってとても大切な土台となってくださっています。ケアの継続性の中のどのレベルのケアが必要であったとしても、必要な手段や資料を彼らに提供することは必要不可欠だと感じています。」と代表兼最高責任者(CEO)のレオナ・ヒラオカは述べています。

さらに、この「介護者カンファレンス」の参加者は、弁護士、薬剤師、ソーシャルワーカーによる個別相談を無料で受けることができます(予約制)。さらに貴重な情報やサービスをリソースフェアで得られることもできます。

受付は朝9時30 分より開始し、カンファレンスは午前10時から午後2時30分まで行われます。本イベントは無料ですが、事前予約が必要となります。予約は次のいずれかの方法で受け付けています:www.keiro.org/caregiver-conferenceのHP、Bryce Ikemura宛に電話(213.873.5708)、あるいは[email protected] 宛に「カンファレンス参加申し込み」という件名でEメールを送信してください。本イベントは英語で実施されます。

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Keiroについて

Keiroは、日系アメリカ人と日本人コミュニティの高齢者およびその介護者の生活の質を向上させるという理念の下、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティを中心に活動するNPO法人です。孤立、経済的困難、複数疾患、および認知・記憶障害など、加齢がもたらす多くの課題や障壁に対して様々な支援を提供しています。さらに多くの高齢者および介護者に手を差し伸べるサービスの拡充を実現するためKeiroは企業や他の組織と提携するとともに、加齢がもたらす課題の解決に向け、研究やイノベーションにも積極的に参加しています。Keiroはロサンゼルスに拠点を置いています。