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アクティブな生活を維持し、安全に運転し続けるために今できる事をまとめてみました。
健康と基本
- 視力や聴力を含む定期健診 – 既存症状や服用薬が運転に影響しないか、主治医と定期的に確認しましょう。 (Segal, White and Robinson, 2018) 感覚機能は年齢と共に低下します。特に視力と聴力は運転能力に影響しやすいため、視力は2年に一度、聴力は3年に一度の健診が推奨されています。
- 定期的な運動と脳を刺激する活動 – 運動することで柔軟性や敏捷性、手と目の連動性が向上します。
- 健康的な食事と十分な休息 – 運転は体調が良好な日に限りましょう。集中して運転できるよう、十分な休息を心がけましょう。
- 運転スキルの確認 – 高齢者ドライバー向け講義などの受講を検討しましょう。講習を受けることで、車の保険にディスカウントが適応されることもあります。(Mayo Clinic, 2017)
運転する前に
- 事前に旅程や休憩もプランしましょう – 見通しの良い時間帯に出発しましょう。(例:晴れた日等)霧や雪、あられ等の悪天候時の運転は控えましょう。
- 渋滞時を避けた運転(往路、復路含む)を心がけましょう。
- 車の定期的なメンテナンス – タイヤの圧力、ミラーやフロントガラスに曇りがないかか、ミラーの角度、車のリコールなども確認しましょう。
運転中は防御運転(Defensive Driving)を心がけましょう!
- 周りの車との車間距離を開けましょう。前との車間距離は3秒数えて確認しましょう。
- 電話等、運転中は注意が散漫になる行動を控えましょう。
- 視点を前後左右に動かし、周りに気を配りましょう。
- 方向指示器を活用し、周囲のドライバーに合図を送りましょう。
- 交差点で信号が変わっても、両サイドを確認してから進みましょう。
- 歩行者、自転車、スケートボーダーにも気を配りましょう。
- ハイウェイでは0.25マイル、街中では1ブロック先まで気を配りながら運転しましょう。
運転に関してしてご懸念のある方はリハビリ専門家との相談もご検討ください。運転リハビリスペシャリスト(Driver Rehabilitation Specialist)は、高齢者の筋力、柔軟性、可動域、コーディネーション、反応時間、判断力、決断力に加え、アシスト機器を使った運転等も評価するトレーニングを受けています。(driversed.com, n.d.)
参考
Driversed.com. (n.d.). Defensive Driving Techniques. Retrieved from: https://driversed.com/driving-information/defensive-driving/defensive-driving-techniques.aspx
Mayo Clinic. (2017). Older drivers: 7 tips for driver safety. Retrieved from: https://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/healthy-aging/in-depth/senior-health/art-20046397
Segal, R., White, M. and Robinson, L. (2018). Age and Driving. Retrieved from: https://www.helpguide.org/articles/alzheimers-dementia-aging/how-aging-affects-driving.htm