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財務、住宅、または個人のいずれにおいても、安全は生活の質の向上に欠かせない要素です。個人の安全に関し、緊急事態や自然災害に備えることは、自分と大切な家族に安心感をもたらします。以下は、緊急事態に備える為に4つのテーマに分けてご紹介します:「計画を立てる」「物資を集め、維持する」「情報を得る」「参加する」
計画を立てる
計画を立てることで、自分と大切な家族が大規模な災害に備えることができます。
大規模な災害に備えるための6つのステップ:
- 待ち合わせ場所を決める
- 緊急時に自宅や職場を離れなければならない場合に備えて、どこに行くかを決めておき、大切な人達にその場所を伝えておきましょう。地元の公園や近くのランドマーク等もよいかもしれません。
- つながりを築く
- リアルタイムの情報や更新情報をどのように受け取るかを考えましょう。たとえば、携帯電話のアラート、SMSテキスト、米国海洋大気庁(NOAA)ラジオなどがあります。緊急事態や災害が発生した際に、連絡を取る必要がある相手は誰かも考慮しましょう。
- 情報の収集と把握
- 地元の緊急情報やリソースの提供元を知っておくことが重要です。地域のコミュニティセンターや教会、近隣の緊急対応計画などを把握しておきましょう。
- 計画について確認する
- 職場や、子供や孫の通う学校や保育園の緊急時対応計画について確認することも重要です。家族や扶養家族が他の施設にいる場合も含めて、緊急時の計画を確認しましょう。ペットも計画に含めることを忘れないでください。
- 重要書類がどこにあるかを認識しておきましょう
- 重要書類をスキャンしたり写真を撮ったりして、デジタルコピーを保存してください。一か所にまとめておくことで、持ち出しやすくなります。また、これらを備蓄キットに含めることも考慮してみましょう。
- 計画を共有する
- 計画書を作成し、家族や近所の人と共有しましょう。
防災用品
災害用の備蓄キットを用意し手元に置いておくことは、備えの重要な一歩です。
一般的な家庭用備品キットには以下のものが含まれます:
- 水
- 食料
- ラジオ
- ランプや懐中電灯
- 救急箱
- 予備の電池
- 笛・ホイッスル
- 防塵マスク
- シェルター/寝袋/毛布
- レンチ/プライヤー(ユーティリティ用)
- マルチツール
- 住んでいるエリアの地図
- 携帯電話の充電器/パワーバンク
- 医薬品・服用している薬
- 消火器
- 重要な書類(医療指示書(アドバンス・ヘルスケア・ディレクティブ)のコピー、委任状、出生証明書、ソーシャルセキュリティー、結婚照明証、遺産計画書など)
情報の収集と把握
気象情報をリアルタイムで受信できるよう準備し、災害時の他者や緊急対応者とのコミュニケーション方法を確認しておくことが重要です。連邦政府、州、郡の機関、そして地方自治体は、ワイヤレス緊急警報、緊急警報システム、国立気象サービス、およびAlert LA Countyなどを通じて、緊急通知を大規模に送信しています。
- Alert LA County・アラートLA郡 – ロサンゼルス郡において、地域情報の緊急警報を受信する必要がある場合に備え、リアルタイムのテキスト、電話や電子メールを直接受信できるように登録してください。
- Weather.gov – NOAAからの深刻な天候活動に関するリアルタイム情報と更新を提供します。
- スマートフォンアプリ – 予めインストールされている電話アプリを持っていると、地元の更新情報が表示され、リアルタイムの通知を受け取ることができます(例: The Weather Channel、Citizen、Neighbors by Ringなど)。
積極的に参加する
大規模な災害では、10人中9人の被害者がプロの緊急隊員ではなく、隣人によって救出されています(Ready LA County, n.d.)。自分のケアチームを結成したり、コミュニティ緊急対応チーム(CERT)のようなトレーニングを受けることは、人命救助につながる重要な選択肢です。
自信のある方は、応急手当などの訓練を受けておくと、救助隊が自分や大切な家族のもとに迅速に駆けつけられない場合に役立ちます。
- 地域緊急対応チーム(CERT)トレーニング – https://community.fema.gov/PreparednessCommunity/s/cert-trainings?language=en_US
- 赤十字社による応急手当、CPR、AEDなどのトレーニング – https://www.redcross.org/take-a-class
Keiroからの呼びかけ: 今すぐ始めましょう
大規模な災害は生活の一部です。災害を防ぐことはできませんが、万が一の事態に対処するために、道具やスキル、前向きなマインドセットを備えておくことができます。今日から緊急時の防災計画を立て、防災グッズを準備しましょう。計画や備品が整ったら、家族や友人、近隣の人々の計画や備品の整理を手伝ってあげましょう。
このプロジェクトは、米国疾病対策予防センター(CDC)の助成金協力契約番号PH-002457-15の支援を受けています。その内容は著者の責任によるものであり、必ずしもCDC およびロサンゼルス郡公衆衛生局、緊急対応部門の公式見解を反映しているものではありません。
参考:
County of Los Angeles; Los Angeles County Operational Area; Office of Emergency Management. Stay Safe! Stay in Control! Retrieved from: http://www.publichealth.lacounty.gov/hea/library/topics/eprp/StaySafe.pdf
Ready LA County. Get Involved. Retrieved from: https://ready.lacounty.gov/get-involved/
Ready LA County. Keep Supplies. Retrieved from: https://ready.lacounty.gov/keep-supplies/