社会的孤立に取り組む30の団体にKeiroが助成金を授与

ロサンゼルス、2019年1月24日―本日Keiroは、2018年度助成金プログラムの受領団体を発表し、総額およそ25万ドルを、健康への新たなる脅威と言われている社会的孤立(Social Isolation)という課題に取り組む30の非営利団体に授与いたします。今年のKeiro助成金プログラムは、南カリフォルニア州の日系アメリカ人および日本人の高齢者とその介護者が社会から孤立するのを事前に防ぐ、あるいは減少させるプロジェクトを主に支援します。 

社会的孤立はアメリカ全土で800万人以上の高齢者が影響を受けているといわれており、その危険性は1日15本の喫煙と同じくらい高いのです。

「Keiroは、私たちのコミュニティにいる高齢者の方が『我が家』と呼べる場所で安心して年を重ねられるようにするためにコミュニティの中で社会的孤立に向き合い、積極的に取り組む多くの団体を支援いたします。このことを私たちはとても光栄に思います」と、Keiroの理事長を務めるリン・ミヤモト(Lynn Miyamoto)は述べています。「同時にこのプログラムを通じて、どのようなニーズがあり、高齢化の研究分野におけるこの切迫した問題を解決するためにコミュニティのパートナーたちとどのように協力できるのかを、学ぶことができる貴重な機会をいただけていることに感謝しています。」

Keiroの助成金プログラムは、日系アメリカ人および日本人の高齢者にサービスを提供し、地域に根ざす等の条件を満たした非営利団体に資金を提供、特に社会的孤立に焦点を当て、生活の質の向上に貢献するプロジェクトを支援するものです。申請書は、実業界や非営利事業の分野で経験豊富な日系アメリカ人および日本人コミュニティのメンバー9名からなる独立した審査委員会が評価します。審査委員会は申請を受けた後、Keiro助成金プログラムのガイドラインで定められた基準に基づき評価し、最終的に推奨するプロジェクトを選びKeiroの理事会に提出し、承認を受けます。

「審査委員会の新しいメンバーの一員として、何よりも感心したのは、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティにおいて、教会、寺院、シニアグループや非営利団体、本当に多くのグループがコミュニティに根ざした形で社会的孤立というリスクを抱える高齢者やそのご家族の支援をされていることです。」と、Keiro助成金審査委員会のクリス・コマイ氏は述べています。「とても画期的で新しいプログラムもありますので、このKeiro助成金プログラムによって多くの人たちが日系コミュニティに潜むこの重要な課題に、クリエイティブに工夫しながら、取り組むきっかけになればと願っております。」

Keiro助成金プログラムの詳しい情報については、こちらからご覧ください。

助成金プログラムに関する特集はこちらからご覧いただけます。受領団体がコミュニティの中でどのような取り組みをしてきたかを紹介しています。

2018年度Keiro助成金プログラム受領者一覧:

アメリカ広島・長崎原爆被爆者協会(American Society of Hiroshima-Nagasaki A-Bomb Survivors)

センテナリー合同メソジスト教会(Centenary United Methodist Church)

セリトス・バプテスト教会(Cerritos Baptist Church)

キリスト聖公会(Christ Episcopal Church)

コンティニュイング・エデュケーション・フォー・ニッケイ・ウィドウド・インク(Continuing Education for the Nikkei Widowed, Inc.)

イースト・サンゲーブルバレー日系コミュニティセンター(East San Gabriel Valley Japanese Community Center)

第一長老教会、アルタデナ(First Presbyterian Church Altadena)

ガーデナ平原日系文化会館(Gardena Valley Japanese Cultural Institute)

グレートフル・クレーン・アンサンブル(Grateful Crane Ensemble)

ジャパニーズ・アメリカン・クリスチャン・チャペル(Japanese American Christian Chapel)

高齢者昼食会(Little Tokyo Nutrition Services)

ロングビーチ・パイオニアプロジェクト/ロングビーチ日本文化センター(Long Beach Pioneer Project/Long Beach Japanese Cultural Center)

ロサンゼルス・ホーリネス教会(Los Angeles Holiness Church)

本派本願寺羅府別院(Los Angeles Hompa Hongwanji Buddhist Temple)

LAメンズグリークラブ(Los Angeles Men’s Glee Club)

ミッション・バレー・フリー・メソジスト教会(Mission Valley Free Methodist Church)

ニューポートビーチ東本願寺別院(Newport Beach Higashi Honganji Buddhist Temple)

南加日系合唱連盟(Nikkei Choral Federation of Southern California)

北米沖縄県人会(OAA: Okinawa Association of America)

オレンジ郡仏教会(Orange County Buddhist Church)

オレンジ・カウンティ・フレンドシップ・クワイア(Orange County Friendship Choir)

オレンジ郡日系協会(Orange County Japanese American Association)

パサデナ・ニッケイ・シニアーズ(Pasadena Nikkei Seniors)

サンフェルナンドバレー本願寺別院 (San Fernando Valley Hongwanji Buddhist Temple)

西南シニア・シチズンズ・クラブ(Seinan Senior Citizens’ Club)

ロサンゼルス合同キリスト教会(Union Church of Los Angeles)

ベニス日系コミュニティセンター(Venice Japanese Community Center)

ビジュアル・コミュニケーションズ・メディア(Visual Communications Media)

ウェストコビーナ・キリスト教会(West Covina Christian Church)

曹洞宗禅宗寺(Zenshuji Soto Mission)

2018年度助成金審査委員会(敬称略):

ランス・ハマ(Lance Hama)

ケン・ハヤシ (Ken Hayashi)

クリス・コマイ (Chris Komai)

村上紘子 (Hiroko Murakami)

エヌ・ジェー・ナカムラ (NJ Nakamura)

マーク・オウネ (Mark Oune)

ジュリー・セナガ (Julie Senaga)

ロン・タカスギ (Ron Takasugi)

ミシェル・ヤマシロ (Michelle Yamashiro)


Keiroについて

Keiroは、日系アメリカ人と日本人コミュニティの高齢者およびその介護者の生活の質を向上させるという理念の下、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティを中心に活動するNPO法人です。孤立、経済的困難、複数疾患、および認知・記憶障害など、加齢がもたらす多くの課題や障壁に対して様々な支援を提供しています。さらに多くの高齢者および介護者に手を差し伸べるサービスの拡充を実現するためKeiroは企業や他の組織と提携するとともに、加齢がもたらす課題解決に向け、研究やイノベーションにも積極的に参加しています。Keiroはロサンゼルスに拠点を置いています。詳細はKeiro.org をご覧ください。