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本日Keiroは2019-2020年の助成金プログラムを発表しました。ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティ内のコミュニティに根ざした団体に、総額25万ドルの助成金を授与します。本年度の助成金プログラムは引き続き社会的孤立(Social Isolation)を軽減させることに焦点を当て、日系アメリカ人および日本人コミュニティの高齢者及びその介護者にサービスを提供する新規及び既存のプログラムを支援します。
Keiroの代表兼最高経営責任者(CEO)を務めるジーン・カナモリ(Gene S. Kanamori)は次のように述べています。「過去のKeiro助成金受領者の多くはすでに私たちのコミュニティの高齢者にとって深刻な脅威となっているこの課題に対して様々な取り組みを開始しています。Keiroはこの切迫した課題に、高齢者及びその介護者を献身的にサポートしている団体の皆様と一緒に取り組めることをとても光栄に思います。」
助成金プログラムの審査過程では独立した第三者委員会が申請書を比較検討し、選出されます。2019-2020年の助成金プログラムは、選出された申請団体に最高15, 000ドルの助成金を提供します。助成金を提供するのは、社会的孤立の軽減に焦点を当てて高齢者および介護者に対するサービスの継続・拡大を目指す団体を支援するのが目的です。プログラム支援、設備改善、能力構築、および運営全般の支援に関する申請内容すべてが考慮の対象になります。本年度の助成金プログラムの応募書類の提出期限は、2019年8月30日(金)です。
Keiro助成金プログラムの目標は以下の通りです:
- 日本人及び日系アメリカ人コミュニティ内の、脆弱で最もニーズの高い高齢者および介護者の生活の質を向上
- 日系アメリカ人および日本人の高齢者及びその介護者の社会的孤立の軽減を実現
- 当コミュニティ内の高齢者及び介護者が享受できる文化に配慮したプログラムやサービスの促進
- 地元のサービス提供機関、プログラム、資源を通じ、高齢者及び介護者に対する各種支援制度の強化
Keiroは今夏、当プログラムの目標や応募資格、応募プロセスについての説明会をコミュニティ内で開催いたします。
ワークショップは以下の日程で実施される予定です(日本語での実施日は*マークにて記載、他の日程は英語のみの開催となります):
- 6月13日(木)午後4時 本派本願寺羅府別院(Los Angeles Hompa Hongwanji Buddhist Temple)
- 6月19日(水)午前10時 ガーデナ平原日系文化会館(Gardena Valley Japanese Cultural Institute)*
- 6月27日(木)午前10時 ウィンターズバーグ長老教会(Wintersburg Presbyterian Church)*
- 7月2日(火)午前11時 オンラインセミナー(Online webinar)
- 7月13日(土)午前10時 日米文化会館(Japanese American Cultural & Community Center)
- 7月15日(月)午後6時 ベニス日系コミュニティセンター(Venice Japanese Community Center)
- 7月18日(木)午後12時 オンラインセミナー(Online webinar) **
- 7月25日(木)午後6時 ミッションバレー・フリー・メソジスト教会(Mission Valley Free Methodist Church)
*日英両語で実施
**依頼があれば日本語での実施可能
日程の最新情報はウェブサイトにてご確認ください。
ワークショップは参加申し込み必須となります。Keiroのウェブサイトより申し込むことができます。
Keiroの助成金プログラムに関する詳しい情報は、www.keiro.org/jp/grantsでご覧いただけます。お問い合わせについては213.873.5703までお電話にてご連絡ください。ウェブサイトでは助成金応募用紙のダウンロード、ガイドラインの入手、情報提供ワークショップの参加申込みが可能です。
Keiroについて
Keiroは、日系アメリカ人と日本人コミュニティの高齢者およびその介護者の生活の質を向上させるという理念の下、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティを中心に活動するNPO法人です。孤立、経済的困難、複数疾患、および認知・記憶障害など、加齢がもたらす多くの課題や障壁に対して様々な支援を提供しています。さらに多くの高齢者および介護者に手を差し伸べるサースの拡充を実現するためKeiroは企業や他の組織と提携するとともに、加齢がもたらす課題の解決に向け、研究やイノベーションにも積極的に参加しています。Keiroの拠点はロサンゼルスです。