close

Published

2022~2023年度Keiro助成金プログラム受領団体の皆様、おめでとうございます。Keiroは受領した32団体の皆様と共に日系コミュニティの高齢者及び介護者の生活の質の向上に取り組めることに喜びを感じます。

(以下アルファベット順)

セリトス・バプテスト教会(Cerritos Baptist Church)は、多くの日系アメリカ人の高齢者と介護者が集まる教会です。CBCでは高齢者及び介護者の信徒へ、様々な活動やフェローシップを提供しています。

  • Keiroの助成金は、毎月のお弁当の配達、玄関先への訪問等の高齢者信徒と介護者へのアウトリーチ活動を支援します。車の運転ができない方が増える中、送迎アシスタンスにより、各種活動への参加も支援され、ニーズの高いメンバー間のつながりを深めます。

チャランポランの会(Charanporan USA, Inc.)は、サウスベイ周辺の会員向けに、四半期ごとに日本語のニュースレター「かわら版」を発行している団体です。このニュースレターは、高齢者の作家が高齢者の読者のために作成したもので、毎号さまざまなトピックを取り上げています。

  • Keiroの助成金は、チャランポランの会がかわら版の受信者に有益な記事、情報、コンテンツを四半期ごとに提供することを支援するものです。一般的な運営支援により、チャランポランの会はこれらのニュースレターを制作・配布し、会員や一般の人々の生活の質の向上に貢献することができます。

チャッツワース・ウエスト・合同メソジスト教会(Chatsworth West UMC)は、サンフェルナンド・バレーに拠点を置くコミュニティ教会で、日系アメリカ人の信徒が集う教会です。同教会は、高齢者や信徒を支援するコミュニティ活動の集いの場として機能しています。

  • Keiroの助成金は、教会のキッチン改造プロジェクトを支援し、同教会が高齢の信徒をサポートし、「日経シニアビレッジ」(インディペンデント・シニア・リビング施設)に食事プログラムを提供できるようにするものです。食を通じた集いは、メンバーの生活の質を高めるのに役立ちます。

コンティニュイング・エデュケーション・フォー・ニッケイ・ウィドウド・インク(Continuing Education for the Nikkei Widowed, Inc.)は配偶者に先立たれた日系アメリカ人及び日本人の高齢者を支援しています。95%以上のメンバーが80歳以上のこのグループではパンデミック前まで毎月集会を実施し、教育の機会を提供しメンバーをサポートしてきました。

  • Keiroの助成金は、配偶者に先立たれたCENWメンバーへの月刊ニュースレター、グラブ&ゴー・ミールプログラム、ホリデイ・ギャラ等に活用され、在宅を余儀なくされて孤立しがちなメンバーとのつながりを保ちます。

イースト・サンゲーブルバレー日系コミュニティセンター(East San Gabriel Valley Japanese Community Center)は1961年以来日系文化と歴史を発信するため様々なプログラムやサービスを提供しています。「シニア・ウェルネス・プログラム」では高齢者のメンバー向けに運動、教育や社交の場を対面及びバーチャルで提供しています。

  • Keiroの助成金はメンバーの生活の質を向上させるために、「シニア・ウェルネス・プログラム」を向上させるための備品及びメンバーがつながることができるテクノロジーの提供を支援します。

第一長老教会アルタデナ (FPC Altadena)は、100年以上前に設立され、主に日系アメリカ人の高齢者が集う教会です。

  • Keiroの助成金は、教会の社会的、精神的、身体的に刺激を与える様々なプログラムと、高齢メンバーが芸術/工芸、運動、技術支援などのウェルネスプログラムに参加し続けるための運営費を支援します。

ガーデナ平原日系文化会館(Gardena Valley Japanese Cultural Institute) ではあらゆる年齢層向けの教育的、社交的、文化的なプログラムを、サウスベイの日系アメリカ人および日本人コミュニティに50年以上提供してきました。週を通して様々なプログラムを提供し、現在は対面でのプログラムが再び提供されています。

  • Keiroからの助成金は、新たなプログラムの提供により、地域の高齢者に技術サービスを提供することを支援します。支援には、日本人及び日系人高齢者へのアウトリーチ、社会交流の機会を提供するための進化したプログラムの管理・スタッフ支援、および備品が含まれます。

ハーツ・オブ・ラベンダー(Hearts of Lavender: HoL)は孤独、鬱、孤立に苦しむ地域の人々の自宅や介護施設にアレンジした花を届け続けています。

  • Keiro の助成金はHoLが介護施設やコミュニティの高齢者や介護者のウェルネス促進活動を継続できるよう、備品代として活用されます。

日系センテナリアン・スピリッツ(Japanese American Centenarian Spirit)は 日系コミュニティの高齢者を誕生日や集会を通して祝い、敬意を表するためにはじめらました。

  • Keiroの助成金は、88歳や100歳といった文化的な節目の誕生日を祝う企画を通じて、コミュニティの高齢者の生活の質を高めるJACスピリッツ活動を支援します。

ジャパニーズ・アメリカン・クリスチャン・チャペル(Japanese American Christian Chapel) は、ベンチュラ郡在住の日系人および日本人にサービスを提供し、日曜礼拝の提供、コミュニティへの働きかけ、高齢者のケアというミッションの推進に力を入れています。

  • Keiroの助成金は、高齢メンバーが安全かつ距離を置いて教会活動に復帰できるように実施するJACCのパティオカバー設置プロジェクトを支援します。教会に戻り対面での活動を取り戻し、再び社会とつながることで、生活の質を向上させることを目指します。

イースト・サンゲーブルバレー日系コミュニティセンター・リージャークラブ(Leisure Club at ESGVJCC)は、健康的に年齢を重ねられる活動を促進しつつ、社会的な交流やつながりを通して、黄昏時を楽しむ場を提供する団体です。

  • Keiroの助成金は毎週の食事プログラムをサポートし、運動、芸術、精神的な刺激など、高齢メンバーのための活動を強化します。助成金はより確実な食品の保存と調理を可能にするための機器の交換によって、食事プログラムをサポートします。

高齢者昼食会(Little Tokyo Nutrition Services: LTNS)は過去40年にわたり、温かい和食ランチと社会福祉サービスを、リトル東京在住の高齢者と周辺地域の外出が難しい高齢者に提供してきました。現在LTNSは週に5回外出の難しい高齢者に昼食を届けています。

  • Keiro助成金は、リトル東京とその周辺の住民に食事や社交の機会を提供するLTNSの活動を支援します。Keiroは、更に多くのコミュニティメンバーに食事やウェルネスチェック等のサービスを提供できるよう、サービス拡充に対応する人件費もサポートします。

ロングビーチ仏教会(Long Beach Buddhist Church (LBBC) )は仏陀の教えを広めること、そして地元コミュニティで建設的な活動をする団体として奉仕することに献身しています。創立メンバーの伝統を称え、継承され、そして仏教が生き方の一つとして受け継がれていくようサービスと活動を提供することに取り組んでいます。

  • Keiro助成金は、食事やケアパッケージ、印刷や備品代、月間ニュースレター等のメンバー間のつながりを深めるアウトリーチ活動に活用されます。

ロングビーチ日本文化センター(Long Beach Japanese Cultural Centerは60年以上にわたり地元の日系アメリカ人および日本人コミュニティの高齢者の生活の質向上に尽力してきました。

  • Keiroの助成金は、栄養バランスの取れた食事と、ウェルネスチェックなどの提供を通してロングビーチシニア食事プログラムを支援します。

本派本願寺羅府別院 婦人会(Los Angeles Hompa Hongwanji Buddhist Temple Buddhist Women’s Association)は1905年以来、日系アメリカ人および日本人家族のために宗教的、精神的なサービスを毎週提供してきました。

  • Keiroの助成金は、引き続き高齢者向けの太極拳や気功クラスの講師お礼や備品代として活用され、運動と社交の場を提供し、生涯学習とアクティブなライフスタイルを提案、参加者の心と体の健康促進をサポートします。

LAメンズグリークラブ(Los Angeles Men’s Glee Club )は南カリフォルニアで唯一の男声合唱団として、過去20年間にわたりコンサート活動を通じ日系アメリカ人および日本人の高齢者を元気づきてきました。

  • Keiroの助成金は、メンバーのウェルネスを促進し、社会とのつながりも深めるLAMGC活動資金として活用されます。

真鼓音太鼓(Makoto Taiko) はパサデナに本拠を置く非営利の芸術団体で、音楽的、身体的、精神的な訓練法として和太鼓の指導やパフォーマンスを継続しています。

  • Keiroの助成金は、高齢者に特化した太鼓プログラムを継続するための人件費として活用されます。高齢者へのアウトリーチ、社会活動参加の促進、身体活動を通じたウエルネス向上を支援します。

ナルクUSA(NALC USA)はボランティア活動を行う会員制の非営利団体で自分の持つ知識・技術・時間を提供しながら幅広い年齢層での交流をはかっています。

  • Keiroの助成金は、同グループが対面式のプログラムや活動に戻るためのコアな運営費を支援します。日本人コミュニティメンバー間のより強い関係を作るために、コアな運営費には団体の傘下保険、交通費、食事代などが含まれます。

オレンジ郡仏教会(Orange County Buddhist Church)は、幅広い年齢層の家族や何百人もの高齢者に様々なイベントやプログラムを提供しています。

  • Keiroの助成金は、外出の難しい高齢者に食事を届けるOCBCの「ともだち弁当プロジェクト」と配達時に提供されるウェルネスチェックをサポートします。

オレンジ郡日系協会 (Orange County Japanese American Association) は、オレンジ郡の日本語を話すコミュニティを中心に年間1500を超える人々に、バーチャルイベント、プログラム、教育セミナーなどを通じ、様々な社会福祉サービスや日本文化に関連したアクティビティを提供しています。

  • Keiroの助成金は、メンバー同士の繋がりを深めるテクノロジーサポートや介護者支援、オレンジ郡日系コミニティをサポートする各種プログラムの活動資金として活用されます。

オックスナード仏教会(Oxnard Buddhist Temple: OBT)は100人を超える高齢者を対象に、日本文化に配慮したサービス、セミナー、カンファレンスを通じて高齢化する信徒を支援しています。OBTは1929年の設立以来、ベンチュラ郡の日系アメリカ人および日本人コミュニティに奉仕する数少ない団体として活動し続けています。

  • Keiroの助成金は、OBTの教室建物にあるトイレのADA準拠改修に活用され、高齢者の活動参加を促進し社会的つながりをサポートします。 

パサデナ仏教会(Pasadena Buddhist Temple (PBT)) は信徒の心の拠り所、そして地元コミュニティの文化的、社交的、アスレチックなイベントの集いの場として、60年以上コミュニティに奉仕してきました。

  • Keiroの助成金は、PBTの食事やケアパッケージ、昼食会に活用され、高齢メンバーの安全な健康やウェルネス促進活動への参加を推進し、社会とのつながりを深めます。

パサデナ・ニッケイ・シニアーズ (Pasadena Nikkei Seniors)は、ボランティアにより運営され、日系アメリカ人および日本人の高齢者の生活の質を高め、快適な交流の場を提供するために設立されました。PNSでは身体的および精神的ウェルネスを促進するイベントや交流会を開催し、毎月約70名の二世と三世世代がランチや遠足に参加し、つながりを深めています。

  • Keiroの助成金は、PNSの実施する高齢者向け昼食プログラムの活動資金や送迎・運搬費用として活用されます。

さくらコーラス (Sakura Chorus)は、1982年に女性コーラスグループとして誕生し、以来ロサンゼルスやサウスベイ地域でコンサートを開催するほか、旧Keiro施設居住者のためのコンサートも継続して開催しています。さくらコーラスはこの地域で最も歴史のあるコーラスグループです。

  • Keiroの助成金は、さくらコーラスのリハーサルや年次コンサートの活動資金やリハーサルの送迎として活用され、メンバーの社会的つながりをサポートします。

サンフェルナンドバレー日系コミュニティセンター(San Fernando Valley Japanese American Community Center は1959年に設立され、日本文化や日系アメリカ人の体験を共有・発信するために尽力してきました。SFVJACCは50年以上にわたって、あらゆる年齢の日系アメリカ人および日本人コミュニティを対象にサービスを提供し、高齢者向けのプログラムだけでも年間300人以上の高齢者が参加します。

  • Keiroの助成金は、SFVJACCの高齢メンバーの生活の質を向上させるための2つのプログラムの取り組みを支援します。一つは在宅の高齢者への食事提供プログラムになり、二つ目はメンバー同士の交流だけでなく、日系人の歴史に関連する史跡への遠足や移動のための資金として活用される予定です。

ベニス本願寺別院(Venice Hongwanji Buddhist Temple (VHBT) )は浄土真宗仏教の教えを広め理解を深めるために、50年以上前に設立されました。VHBTは高齢化する信徒のニーズに応えるプログラムを多数提供しています。

  • Keiroの助成金は、毎月のケアパッケージ配送プログラム、介護者支援グループ、高齢者へのアウトリーチプログラムなど、高齢者と介護者のための寺院の取り組みを支援します。また、高齢者や介護者が寺院の活動に積極的に参加できるよう、さまざまな技術や備品、ボランティアや講演者、講師の謝礼も支援します。

ベニス日系コミュニティセンター(Venice Japanese Community Center)は約100年前に設立され、日系および日本文化を保存、発信、振興させるというミッションを今も持ち続けています。センターでは、幅広い世代向けの様々な催しを提供され、多くの高齢者が集っています。

  • Keiroの助成金は、プログラム参加者が健康増進のための教育プログラムやインタラクティブなプログラムに参加できるようにするためのプログラム・コーディネーターやインストラクターを含むスタッフの人件費、備品を支援します。こうすることで、地域社会とのつながりを保ち、活動的にするVJCCの取り組みの継続に貢献します。

ベンチュラ郡日系市民連盟(Ventura County Japanese American Citizens League (VCJACL))は、地元コミュニティーに向け、日系および日系アメリカ人の文化の紹介や公民権の促進活動を続けています。

  • Keiroの助成金は、ベンチュラ郡JACLの試みである、高齢者と介護者と社会とのつながりを深めるアウトリーチ・プログラムを継続・さらに構築するために活用されます。ベンチュラ郡の高齢者とその介護者への健康とウェルネス教育及び、彼らの社会参加を促進します。

ビジュアル・コミュニケーションズ(Visual Communications)は、コミュニティに根ざした、メディア・アートのNPO法人です。リトル東京の高齢者コミュニティ向けに、「デジタル・ヒストリーズ・映像作成」プログラムを提供しています。このプログラムは高齢者が自身の人生経験をクリエイティブな形で共有する機会のみならず、一緒にバーチャルで会話し、交流することにより一体感やコミュニティを肌で感じることが可能となります。

  • Keiroからの助成金はパンデミックに対応してバーチャル形式に移行したVCの「デジタルヒストリーズ・フィルムメイキング・プログラム」を支援します。このプログラムは、高齢者の参加者が自分たちのストーリーを地域や未来の世代に伝える機会を提供するものです。

ウエスト・ロサンゼルス仏教会(West Los Angeles Buddhist Temple)は親鸞聖人の教えを崇めるために集まる人々のコミュニティです。メンバーは智慧と慈悲を分かち合い、誰もが満ち足りた心で生きられる社会の実現を目指して努力しています。

  • Keiroの助成金は、WLABT から高齢者に毎週届けられる食事やケア・パッケージ、ウェルネス・チェックに加え、80歳以上が多い高齢メンバーとのつながりを深める社交機会の提供に活用されます。

ウェスト・ロサンゼルス・合同メソジスト教会(West Los Angeles United Methodist Church) は、1930年から続くコミュニティ教会です。

  • Keiroの助成金はWLAUMCのカフェ・アロハ月次食事プログラムを支援します。この食事プログラムは、栄養補給とボランティアドライバーによるフレンドリーな訪問を通じて、高齢メンバーをサポートします。この食事プログラムは、日本語を話す信徒を含む教会のメンバーをしています。

曹洞宗禅宗寺 (Zenshuji Soto Mission) は、1922年の開設依頼、宗教的な支援及び定期的なプログラムを通じて日系アメリカ人および日本人コミュニティを支援してきました。高齢化する信徒のニーズに応えるべく、新たなアクティビティの開発を続けています。

  • Keiroの助成金は、毎週開催されるウェルネス・クラス等のインストラクターやアシスタントへのお礼、プログラムへの参加を促進するテクノロジー、備品や告知費用として活用され、参加者が引き続き共に学び、繋がりを深める場を提供します。