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2021~2022年度Keiro助成金プログラム受領団体の皆様、おめでとうございます。Keiroは27団体の皆様と共に日系コミュニティの高齢者及び介護者の社会的孤立軽減に取り組めることに喜びを感じます。今年度はパンデミックに対応するべく、孤立する高齢者や介護者に支援の手を差し伸べるアウトリーチ・プログラムが優先されました。

(以下アルファベット順)

セリトス・バプテスト教会(Cerritos Baptist Church)は、多くの日系アメリカ人の高齢者と介護者が集まる教会です。CBCでは高齢者及び介護者の信徒へ、様々な活動やフェローシップを提供しています。

  • Keiroの助成金は、毎月のお弁当の配達、玄関先への訪問等の高齢者信徒と介護者へのアウトリーチ活動を支援します。車の運転ができない方が増える中、送迎アシスタンスにより、各種活動への参加も支援され、ニーズの高いメンバー間のつながりを深めます。

コンティニュイング・エデュケーション・フォー・ニッケイ・ウィドウド・インク(Continuing Education for the Nikkei Widowed, Inc.)は配偶者に先立たれた日系アメリカ人及び日本人の高齢者を支援しています。95%以上のメンバーが80歳以上のこのグループではパンデミック前まで毎月集会を実施し、教育の機会を提供しメンバーをサポートしてきました。

  • Keiroの助成金は、配偶者に先立たれたCENWメンバーへの月刊ニュースレター、グラブ&ゴー・ミールプログラム、ホリデイ・ギャラ等に活用され、在宅を余儀なくされて孤立しがちなメンバーとのつながりを保ちます。

イースト・サンゲーブルバレー日系コミュニティセンター(East San Gabriel Valley Japanese Community Center)は1961年以来日系文化と歴史を発信するため様々なプログラムやサービスを提供しています。「シニア・ウェルネス・プログラム」では高齢者のメンバー向けに栄養に配慮した昼食、運動、教育や社交の場をバーチャルでも提供しています。

  • Keiroの助成金は昼食プログラム、送迎、テクノロジー、備品や人件費等に活用され、メンバーとのつながりを支援します。

フェイス・ユナイテッド・メソジスト教会(Faith United Methodist Church )は60年以上にわたりコミュニティで活動してきました。コミュニティの高齢者と介護者をサポートする様々なグループが所属しています。

  • Keiroの助成金は、Faith UMCでの月二回の食事プログラムに活用されます。

ガーデナ平原日系文化会館(Gardena Valley Japanese Cultural Institute) ではあらゆる年齢層向けの教育的、社交的、文化的なプログラムを、サウスベイの日系アメリカ人および日本人コミュニティに50年以上提供してきました。週を通して様々なプログラムを提供し、現在はオンラインクラスも提供しています。

  • Keiroの助成金は、GVJCI高齢者向けプログラム講師へのお礼や印刷代、新たなプログラム開発の備品や人件費等として活用されます。日系アメリカ人や日本語を話す高齢者への社交機会の提供やアウトリーチ・つながりの促進をサポートします。

ハーツ・オブ・ラベンダー(Hearts of Lavender: HoL)は孤独、鬱、孤立に苦しむ地域の人々の自宅や介護施設にアレンジした花を届け続けています。

  • Keiro の助成金はHoLが介護施設やコミュニティの高齢者や介護者のウェルネス促進活動を継続できるよう、備品代として活用されます。

高齢者昼食会(Little Tokyo Nutrition Services: LTNS)は過去40年にわたり、温かい和食ランチと社会福祉サービスを、リトル東京在住の高齢者と周辺地域の外出が難しい高齢者に提供してきました。現在LTNSは週に5回外出の難しい高齢者に昼食を届けています。

  • Keiro助成金は、リトル東京とその周辺の住民に食事や社交の機会を提供するLTNSの活動を支援します。Keiroは、更に多くのコミュニティメンバーに食事やウェルネスチェック等のサービスを提供できるよう、サービス拡充に対応する人件費もサポートします。

ロングビーチ仏教会(Long Beach Buddhist Church (LBBC) )は仏陀の教えを広めること、そして地元コミュニティで建設的な活動をする団体として奉仕することに献身しています。創立メンバーの伝統を称え、継承され、そして仏教が生き方の一つとして受け継がれていくようサービスと活動を提供することに取り組んでいます。

  • Keiro助成金は、食事やケアパッケージ、印刷や備品代、月間ニュースレター等のメンバー間のつながりを深めるアウトリーチ活動に活用されます。

ロングビーチ日本文化センター/ロングビーチ-ハーバー・パイオニア・プロジェクト(Long Beach Japanese Cultural Center and Long Beach-Harbor Pioneer Projectは60年以上にわたり地元の日系アメリカ人および日本人コミュニティの高齢者の生活の質向上に尽力してきました。

  • Keiroの助成金は、栄養バランスの取れた食事と、ウェルネスチェックなどの提供を通してロングビーチシニア食事プログラムを支援します。

本派本願寺羅府別院(Los Angeles Hompa Hongwanji Buddhist Temple )は1905年以来、日系アメリカ人および日本人家族のために宗教的、精神的なサービスを毎週提供してきました。現在、法要は信徒向けにバーチャルでも提供しています。

  • Keiroの助成金は、人気の高い高齢者向けの太極拳や気功クラスの講師お礼や備品代として活用され、運動と社交の場を提供し、生涯学習とアクティブなライフスタイルを提案、参加者の心と体の健康促進をサポートします。

LAメンズグリークラブ(Los Angeles Men’s Glee Club )は南カリフォルニアで唯一の男声合唱団として、過去20年間にわたりコンサート活動を通じ日系アメリカ人および日本人の高齢者を元気づきてきました。

  • Keiroの助成金は、メンバーのウェルネスを促進し、社会とのつながりも深めるLAMGC活動資金として活用されます。

真鼓音太鼓(Makoto Taiko) はパサデナに本拠を置く非営利の芸術団体で、音楽的、身体的、精神的な訓練法として和太鼓の指導やパフォーマンスを継続しています。

  • Keiroの助成金は、高齢者に特化した新しい太鼓プログラム立ち上げ人件費として活用されます。高齢者へのアウトリーチ、社会活動参加の促進、身体活動を通じたウエルネス向上を支援します。

ナルクUSA(NALC USA)はボランティア活動を行う会員制の非営利団体で自分の持つ知識・技術・時間を提供しながら幅広い年齢層での交流をはかっています。

  • Keiroの助成金は、食事プログラムやバン送迎、活動参加を促進するテクノロジ・プログラム等の新プログラム立ち上げ及び活動資金として活用され、日系コミュニティのメンバーを支援するウェルネスプログラムの向上に貢献します。

南加日系合唱連盟(Nikkei Choral Federation of Southern California (NCFSC))は約100名の日本語を話す高齢者により構成され、歌を通じ仲間と繋がり合う機会を提供しています。

  • Keiroの助成金は、5つの合唱アンサンブル活動資金として活用され、毎年のコンサートに向けてのリハーサルや練習を通じ、メンバーに社会とつながり、孤立を軽減しウェルネスを促進する機会を提供します。

OPICA アダルト・デイプログラム・アンド・カウンセリング・センター(OPICA Adult Day Program and Counseling Center) は記憶障害のある高齢者とその家族を支援しています。日系アメリカ人と日本人の高齢者に特化したバーチャルプログラムも現在提供しています。

  • Keiroの助成金は、介護者の健康教育支援を目的としたOPICAコミュニティ教育セッションの備品や活動資金に活用されます。

オレンジ郡仏教会(Orange County Buddhist Church)は、幅広い年齢層の家族や何百人もの高齢者に様々なイベントやプログラムを提供しています。

  • Keiroの助成金は、外出の難しい高齢者に食事を届けるOCBCの「ともだち弁当プロジェクト」と配達時に提供されるウェルネスチェックをサポートします。

オレンジ・カウンティ・フレンドシップ・クワイア (Orange County Friendship Choir)は、2009年に設立された日本語の合唱団で、65歳以上の高齢者が主メンバーです。OCFCのミッションは歌を通じ、様々なコーラスグループやお客様と友情をはぐくみ、オレンジカウンティに住む日系アメリカ人および日本人高齢者の生活の質の向上に努めます。

  • Keiroの助成金は、メンバーのプログラム参加を促進するテクノロジー、OCFCの活動資金や人件費として活用され、メンバーの社会参加を促進します。

オレンジ郡日系協会 (Orange County Japanese American Association) は、オレンジ郡の日本語を話すコミュニティを中心に年間1500を超える人々に、バーチャルイベント、プログラム、教育セミナーなどを通じ、様々な社会福祉サービスや日本文化に関連したアクティビティを提供しています。

  • Keiroの助成金は、メンバー同士の繋がりを深めるテクノロジーサポートや介護者支援、オレンジ郡日系コミニティをサポートする各種プログラムの活動資金として活用されます。

オックスナード仏教会(Oxnard Buddhist Temple: OBT)は100人を超える高齢者を対象に、日本文化に配慮したサービス、セミナー、カンファレンスを通じて高齢化する信徒を支援しています。OBTは1929年の設立以来、ベンチュラ郡の日系アメリカ人および日本人コミュニティに奉仕する数少ない団体として活動し続けています。

  • Keiroの助成金は、OBTの社交ホール(Social Hall)にある男女トイレのADA準拠改修に活用され、高齢者の活動参加を促進し社会的つながりをサポートします。 

パサデナ仏教会(Pasadena Buddhist Temple (PBT)) は信徒の心の拠り所、そして地元コミュニティの文化的、社交的、アスレチックなイベントの集いの場として、60年以上コミュニティに奉仕してきました。

  • Keiroの助成金は、PBTの食事やケアパッケージ、小規模な昼食会に活用され、高齢メンバーの安全な健康やウェルネス促進活動への参加を推進し、社会とのつながりを深めます。

パサデナ・ニッケイ・シニアーズ (Pasadena Nikkei Seniors)は、ボランティアにより運営され、日系アメリカ人および日本人の高齢者の生活の質を高め、快適な交流の場を提供するために設立されました。PNSでは身体的および精神的ウェルネスを促進するイベントや交流会を開催し、毎月約70名の二世と三世世代がランチや遠足に参加し、つながりを深めています。

  • Keiroの助成金は、PNSの実施する高齢者向け昼食プログラムの活動資金や送迎・運搬費用として活用されます。

さくらコーラス (Sakura Chorus)は、1982年に女性コーラスグループとして誕生し、以来ロサンゼルスやサウスベイ地域でコンサートを開催するほか、旧Keiro施設居住者のためのコンサートも継続して開催しています。さくらコーラスはこの地域で最も歴史のあるコーラスグループです。

  • Keiroの助成金は、さくらコーラスのリハーサルや年次コンサートの活動資金やリハーサルの送迎として活用され、メンバーの社会的つながりをサポートします。

ベニス本願寺別院(Venice Hongwanji Buddhist Temple (VHBT) )は浄土真宗仏教の教えを広め理解を深めるために、50年以上前に設立されました。VHBTは高齢化する信徒のニーズに応えるプログラムを多数提供しています。

  • Keiroの助成金は、高齢者と介護者をサポートするVHBTのイニシアチブをサポートし、月例のケアパッケージお届けプログラム、介護者サポート、グループサポート、シニア・アウトリーチプログラム等の備品や技術料、スピーカー、インストラクター、ボランティアのサポートに活用され、高齢会員と介護者の参加促進に貢献します。

ベニス日系コミュニティセンター(Venice Japanese Community Center)は約100年前に設立され、日系および日本文化を保存、発信、振興させるというミッションを今も持ち続けています。センターでは、幅広い世代向けの様々な催しを提供され、多くの高齢者が集っています。

  • Keiroの助成金は、月例の栄養と文化に配慮した食事プログラム等、高齢メンバーと地域とのつながりを深め活性化するVJCCの活動をサポートします。参加者の健康やウェルネスを促進するインタラクティブな教育プログラムの人件費や備品代にも活用されます。

ベンチュラ郡日系市民連盟(Ventura County Japanese American Citizens League (JACL))は、地元コミュニティーに向け、日系および日系アメリカ人の文化の紹介や公民権の促進活動を続けています。

  • Keiroの助成金は、ベンチュラ郡JACLの新たな試みである、高齢者と介護者と社会とのつながりを深めるアウトリーチ・パイロット・プログラムの立ち上げ費用に活用されます。ベンチュラ郡の高齢者とその介護者への健康とウェルネス教育及び、彼らの社会参加を促進します。

ウエスト・ロサンゼルス仏教会(West Los Angeles Buddhist Temple (WLABT) )は親鸞聖人の教えを崇めるために集まる人々のコミュニティです。メンバーは智慧と慈悲を分かち合い、誰もが満ち足りた心で生きられる社会の実現を目指して努力しています。

  • Keiroの助成金は、WLABT から高齢者に毎週届けられる食事やケア・パッケージ、ウェルネス・チェックに加え、80歳以上が多い高齢メンバーとのつながりを深める社交機会の提供に活用されます。

曹洞宗禅宗寺 (Zenshuji Soto Mission) は、1922年の開設依頼、宗教的な支援及び定期的なプログラムを通じて日系アメリカ人および日本人コミュニティを支援してきました。高齢化する信徒のニーズに応えるべく、新たなアクティビティの開発を続けています。

  • Keiroの助成金は、毎週開催されるウェルネス・クラス等のインストラクターやアシスタントへのお礼、プログラムへの参加を促進するテクノロジー、備品や告知費用として活用され、参加者が引き続き共に学び、繋がりを深める場を提供します。