Published
南カリフォルニア全域の日系米国人・日本人の高齢者に
奉仕する先進的なプログラムに総額$900,000を助成
この度K e i r o®が、2016年に創設した助成金制度の初年度の受領者を発表しました。地元の合計44の組織や団体に、総額$916,668の助成金を授与いたします。これらは幅広い選択肢を備えた持続可能なプログラムを提供して、日系米国人および日本人の高齢者が適切な環境で安心して余生を送る手助けをするものです。私たちのコミュニティーに住む高齢者の生活の質を向上させるうえで、地元の組織や団体が与えるインパクトをK e i r o は認識しています。そのためK e i r oは高齢者のケアおよび生活の質という分野で提供されるサービスと資源を拡充し、イノベーションを促進するために、この助成金制度を創設いたしました。
K e i r o の助成金制度では、コミュニティーに根ざした審査方法で申請書を比較検討して審査し、適格と認められた非営利(NPO)の組織・団体に資金を提供いたします。初年度に助成金を提供する対象に選ばれたのは、プログラムの支援、設備の改良、中核的な活動、能力・人材の強化といった幅広いプロジェクトです。K e i r o の戦略およびゴールと一致していることを条件として、これらのプロジェクトに資金を配分します:高齢者および介護提供者の差し迫ったニーズや機会に取り組んでサービスを提供する能力;ロサンゼルス、オレンジ郡、ベンチュラ郡に住んでいる最も脆弱な高齢者にインパクトを与える;そして、日系米国人および日本人独自の文化的な感性。
以下の44の組織・団体が2016年度の助成金受領団体・組織です。提供する助成金の金額は$1,125から $80,000です:
- アバイド・イン・アウェアネス(Abide in Awareness)
- アルツハイマーズ・グレイター・ロサンゼルス(Alzheimer’s Greater Los Angeles)
- センター・フォー・ヘルス・ケア・ライツ(Center for Health Care Rights)
- コンティニュイング・エデュケーション・フォー・ニッケイ・ウィドウド(Continuing Education for Nikkei Widowed)
- イースト・サン・ゲイブリエル・バレー・ジャパニーズ・コミュニティー・センター(East San Gabriel Valley Japanese Community Center)
- フェイス・ユナイテッド・メソジスト教会(Faith United Methodist Church)
- ガーデナ仏教会(Gardena Buddhist Church)
- ガーデナバレー日本文化協会(Gardena Valley Japanese Cultural Institute)
- ギブ・アーバン・ファームズ(Give Urban Farms)
- ゴー・フォー・ブローク全米教育センター(Go for Broke National Education Center)
- ハッピー・キコウ(Happy Qi Gong)
- ジャパニーズ・アメリカン・クリスチャン・チャペル(Japanese American Christian Chapel)
- 日米文化会館(Japanese American Cultural and Community Center)
- 全米日系人博物館(JANM: Japanese American National Museum)
- ジャパニーズ・アメリカン・オプティミスト・クラブ(Japanese American Optimist Club)
- 南加キリスト教協会連合(Japanese Christian Church Federation of Southern California)
- キズナ(Kizuna)
- リトル東京ニュートリション・サービス(高齢者昼食会。Little Tokyo Nutrition Services)
- リトル東京サービス・センター(Little Tokyo Service Center)
- ロングビーチ日本文化センター/ロングビーチ・ハーバー・パイオニア・プロジェクト(Long Beach Japanese Cultural Center/ Long Beach Harbor Pioneer Project)
- ロサンゼルス・ホーリネス教会(Los Angeles Holiness Church)
- 本派本願寺羅府別院(Los Angeles Hompa Hongwanji Buddhist Temple)
- ミッション・バレー・フリー・メソジスト教会(Mission Valley Free Methodist Church)
- モンテベロ・プリマス・コングリゲーショナル教会(Montebello Plymouth Congregational Church)
- 日系アクティブライフクラブUSA(Nikkei Active Life Club USA)
- ニッケイ・シニア・ガーデンズ(Nikkei Senior Gardens)
- 北米沖縄県人会(OAA: Okinawa Association of America)
- オレンジ郡仏教会(Orange County Buddhist Church)
- オレンジ・カウンティ・フレンドシップ・クワイア(Orange County Friendship Choir)
- オレンジ郡日系協会(Orange County Japanese American Association)
- オックスナード仏教会(Oxnard Buddhist Temple)
- パシフィック・エイジアン・コンソーシアム・イン・エンプロイメント(Pacific Asian Consortium in Employment)
- パシフィックシアタープロダクションコーポレーション(Pacific Theatre Production Corp.)
- パサデナ仏教会(Pasadena Buddhist Temple)
- パサデナ・ニッケイ・シニアーズ(Pasadena Nikkei Seniors)
- サンフェルナンドバレー日系コミュニティーセンター(San Fernando Valley Japanese American Community Center)
- サン・ゲイブリエル・ニッケイ・シニア・センター(San Gabriel Nikkei Senior Club)
- 洗心寺(Senshin Buddhist Temple)
- 聖マリア聖公会( Mary’s Episcopal Church)
- ロサンゼルス合同キリスト教会(Union Church of Los Angeles)
- ビジュアル・コミュニケーションズ・メディア(Visual Communications Media)
- ウェストコービナ・キリスト教会ハーベスターズ・シニア・ミニストリー(West Covina Christian Church Harvesters Senior Ministry)
- 曹洞宗禅宗寺(Zenshuji Soto Mission)
「コミュニティー内の多様な組織や団体とパートナーを組んで、日系米国人・日本人の高齢者と介護提供者に奉仕するという彼らのコミットメントを支援できることを、K e i r o は誇りに思います」とK e i r o のレオナ・ヒラオカ(Leona Hiraoka)代表兼最高経営責任者(CEO)は述べています。「これらの有望なプログラムが今後1年間に発展してゆくのを楽しみにしていると共に、それらが各コミュニティーにインパクトを与えることを期待しています」
助成金に対する申請書を検討・評価したのは、地域に密着した独立の助成金審査委員会(Grants Review Committee)です。13人の委員が構成する同委員会が個々の提案を査定し、現場を視察し、各プロジェクトについて審議をした後、助成金受領対象最終候補の一覧表をK e i r o 理事会に提出しました。助成金審査委員会の構成メンバーは、以下のとおりです:
- デボラ・チン(Deborah Ching)
- テリー・ドイザキ(Terrie Doizaki)
- テリー・ハラ(Terry Hara)
- ケン・ハヤシ(Ken Hayashi)
- ノエル・イトウ(Noelle Ito)
- 金丸智美(Tomomi Kanemaru)
- ケン・カサマツ(Ken Kasamatsu)
- 菊田雅之ジョージ(George Masayuki Kikuta)
- 中嶋公子(Tomoko Nakajima)
- ルミコ・ナカタニ(Rumiko Nakatani )
- リック・オオイシ(Rick Oishi)
- レイ・シバタ(Ray Shibata)
- ロン・タカスギ(Ron Takasugi )
K e i r o 理事会のゲリー・カワグチ(Gary Kawaguchi)理事長は助成金審査委員会の多大な努力を称えて、次のように述べています。「初年度のサイクルを成功させるために何ヶ月も詳細に検討をしてくださった委員会のメンバーに、心から感謝したいと思います。コミュニティーのリーダーであるそれぞれの委員が、独自の視点を審査過程にもたらしてくれました。皆様のおかげで助成金制度を具体的な形にして強化することができたのです」
K e i r o は今後数ヶ月以内に助成金制度の2017年度のサイクルを開始します。助成の対象は主にロサンゼルス、オレンジ郡、ベンチュラ郡に住む日系米国人・日本人の高齢者にサービスを提供する、適格と認められたNPO組織・団体です。詳細はこちらでご覧ください:www.keiro.org/grants
K e i r o ®はロサンゼルス、オレンジ郡、ベンチュラ郡全域を通じて7万人の日系米国人および日本人の高齢者に幅広いサービスを提供して支援することへと、対象範囲を拡大しています。旧 K e i r o施設の居住者向けのプログラムと共に、高齢者と介護提供者にもサービス を提供します。詳しい情報は公式ホームページkeiro.orgでご覧いただけます。また@keirolivingで最新ニュースをフォローしていただければ幸いです。