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Contact: Audrey Lee-Sung
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敬老は新たな助成金制度を本日発表しましたが、これは日系米国人や日系コミュニティーにおける高齢者や介護提供者を支援する敬老の重要な要素です。この制度の開始に当たって、敬老の助成金制度はロサンゼルス、ベンチュラ、オレンジ各郡にあるコミュニティーを基盤とする組織に最大総額50万ドルの資金を提供します。

敬老の新たな助成金制度の目標は以下の通りです:

  • 我々のコミュニティーで最も救済が必要で脆弱な高齢者の生活の質を向上させる
  • 日系米国人や日本人高齢者にアクセス可能で文化的な背景を考慮したプログラムやサービスを促進する
  • 地元のサービス提供者、プログラム、および介護提供者に対する資源を通じて高齢者への支援制度を強化する
  • 加齢の課題に取り組むにあたり元気リビング® という総合的アプローチを推進する

敬老の助成金制度は、競争に基づいた、コミュニティーを基盤とする検討過程を経て、それにふさわしいとされる団体への支援を授与します。助成金は敬老の二つの核となるプログラム分野に提供されますが、それは高齢者への各種サービスおよび介護提供者への支援です。

「我々は、高齢者のニーズを支援するための重要な作業をすでに実施中の多くの組織や団体があることを認識しています。同じような作業を重複させるより、敬老のミッションと目標に見合うプログラムを持つ組織に重要な資源を提供することによって、敬老は、我々のコミュニティーに対してサービスを提供していくことを希望しています」と、暫定理事長兼CEOのジーン・カナモリは述べています。

敬老の助成金制度は、2段階の資金を提供します。小規模助成金は草の根の小規模な団体やボランティアで成り立っている団体に1万5千ドルまでを提供します。コア助成金は、確立された組織と運営能力、そして規模を有する組織団体に支援を提供します。コア助成金 は1万5千ドルから10万ドルまでの範囲です。プログラム支援、資本コスト、能力構築、そして一般的な運営支援への提案書が検討の対象です。初回の助成金応募への提案書の締め切りは、 20161115です。

助成金制度は、救済を最も必要とする、あるいは脆弱な日系米国人や日本人高齢者に影響を及ぼす課題に取り組むことによって、最大インパクトの達成を求めています。孤立している、複数の健康状況を抱えている、記憶・認知障害、低所得、日本語しか話せない、移民や居住状況、あるいは高齢者の中でも最高齢といった理由 から難問に直面している高齢者を対象としていますが、こうした人々に限られるわけではありません。

敬老は、本年9月中に、制度の目標、応募資格要件、応募過程を通じて制度の利用を希望する関係者への指針を議論するべく、コミュニティーでの情報提供ワークショップを開催します。「我々のコミュニティーでの高齢者向けプログラムを支援する資金応募に関心のある組織や団体との取り組みを心待ちにしています。小規模、コア助成金の両方の応募をお手伝いします」と、助成金制度のディレクター、ブランドン・マサシゲ・りオンは述べています。

ワークショップの日程は以下の通りです:

  • 9月7日水曜日– 午後1時30分 – オレンジ郡仏教会
  • 9月15日木曜日– 午前9時30分 – 東サンガブリエルバレー日系コミュニティーセンター
  • 9月16日金曜日 – 午前10時 – ガ―ディナバレー日系文化協会
  • 9月17日土曜日 – 午後2時 – 日米文化コミュニティーセンター
  • 9月19日月曜日 – 午前10時 – オクサナード仏教寺
  • 9月20日火曜日 – 午前9時30分 – ウインタズーバーグ長老会派教会 (英語と日本語)
  • 9月28日水曜日 – 午前9時30分 – 日系米国人国立博物館 (英語と日本語)
  • 10月8日土曜日- 午後1時30分 – ベニス日系コミュニティーセンター

日系米国人の成人全体の25%は65歳以上です。これは総人口の65歳以上の高齢者比率の倍になります。敬老はその対応範囲を拡大していますが、これはロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラ各郡の日系米国人や日系人高齢者、その家族、介護提供者への幅広い取り組み・支援ということです。このシフトによって敬老は、3つの郡全体で7万人の高齢者を支援することを目指しており、この中には敬老旧施設の600名の居住者への継続的な支援も含まれます。

敬老の目標は、高齢者へのサービス、介護提供者への支援、敬老の旧施設の居住者向けのプログラムという3つの核となるプログラムを通じて、我々のコミュニティーにおける高齢者の生活の質を向上させることです。この目標達成のための方法は一つとは限らないということを認識したうえで、敬老は最大インパクトを達成する多様な戦略を活用します。ゲリー・カワグチは敬老の助成金戦略を説明して、「敬老理事会は、我々のコミュニティーにおいて最もニーズの高い人々に最善のサービスを提供できる方法を優先させることによって、最大インパクトの達成を図ろうとしています。既存の努力の上に構築することによって、大きな違いを作ることを追求しています。 新たな助成金制度は、コミュニティーにおいて我々のパートナーと共に敬老がミッションを果たしていく方法の一つです。」

ダウンロード可能な助成金申し込み用紙、ガイドライン、さらに、今後の情報提供ワークショップへの登録などを含む、敬老の助成金制度への追加情報には、ウェブサイト www.keiro.org/grants をご覧いただくか、電話 213.873.5705 をご利用ください。

敬老®は、長期医療介護施設に重点を置くことから、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラ郡全域を通じて数万人という日系米国人・日本人高齢者の為に幅広い支援を提供することへと対象範囲を拡大しています。敬老は、旧敬老施設の居住者向けのプログラムと共に、高齢者と介護提供者へのサービスを提供し、私たちのコミュニティーの高齢者が自ら選択したライフスタイルの支援をします。